8/21/2015

インディ・ブーツ

インディが1作目から4作目まで通して履いているのはオールデン/Aldenのモデル40557HことIndy Boot。


1作目、Raidersが公開された頃はモデル名はシンプルに405、皮の仕上げと色も現在のものより褐色で、より茶色い仕様だったようです。
4作目のKingdom of The Crystal skull で使用されたのは特別仕様で映画公開後、一時期は一般向けにJ.Crewモデルとして製作販売されていました。

・オールデンはもともと医療用の靴としてスタートした会社
・足に負担を極力かけず、足を矯正するソールや木型(ラスト)が世界的に有名で支持されている
この辺りの情報はブーツ購入後、暫くしてから知りました。当時は医療用の矯正靴って特殊な感じがしましたが、現在では靴が足を矯正する事、って靴製作や靴選びにおいて普通に重要視されてますよね。


自分はインターネットで本社のサイトからオーダーしました。
オーダーする前に靴の幅や細かいサイズなど、拙い英語で質問したのですがセールスマネージャーの方が本当に親切に応対してくれて安心してオーダー出来た事を今でも覚えています。
そしていざオーダーし届いた時に凄い額の関税が掛かった事も覚えています・・・

皮革製品、靴、合計金額、に対する各種税金は事前に確り調べておくことをお勧めします。(※1)

このインディブーツ、インソールは皮ですが履くとふかふかした感じで履いている事が気持ち良い、不思議なブーツです。
ソールはコルク粉末入りのラバー、ヒールはフットバランスと言われる独特の形状をしています。フットバランスに近い形状でトーマスヒールと言う物も有ります。



ヒールは減ってくれば交換するのですが日本国内ではオリジナルのオールデン・フットバランスのヒールはまず手に入りません。
先述のトーマスヒールは一部の専門店で取り扱いがあります。
そんな事を前述のセールスマネージャーに相談すると、パーツを工場から手配して頂けるとの事で、自分と、友人達の分と合わせて何足分か仕入れていた事もあります。(※2)



もちろん今でもお気に入りのブーツでオフの時は結構な頻度で履いています。


(※1)税関 個人輸出入手続き
http://www.customs.go.jp/tsukan/index.htm

(※2)
ソールやヒールを個人で用意しても、そのパーツを靴修理屋さんに持ち込み修理が出来るかどうかは要確認です。
靴屋さんからすれば他に予備の無いパーツを持ち込みで修理って、対応は難しいと思います。