8/12/2015

アクーブラ / インディっぽいハット

インディアナ・ジョーンズを象徴するギアのひとつ、フェドーラ・ハット。
シリーズ通して同じハットを被っている...様に見えて実は形もメーカーも作品別で異なります。

更に同作品中でもシーンによってかなり形状が違うのでファンの間ではインディハット、と一口に言っても好みが多種多様だったりします。


私の個人的な好みは3作目の後半、砂漠のシーンのハットですかね。
3作目ではインディがフェドーラを被るきっかけも描かれていて、やっぱり自分にとってインディ3は今までのシリーズを総合して描いているし一番好きですね。


映画で使用されたハットのメーカーは全4作中、3社あるようで現在でも購入可能なオリジナル・ハットメーカーはハーバート・ジョンソン/Hervert Johnsonのみ、の様です。
インディ4が公開された時は、4のオリジナル・ハットメーカーであるアドベンチャービルト/Adventure Builtから購入出来たのですが現在はかなり難しい状況です。


ハーバートジョンソンのハットはラピッド・フェルトで作られていてとても軽く、通気性もそこそこあるので実用品としてもお薦めのハットですが、メーカーから直輸入する際は注意する事が何点かあります。
まず、リクエストが無い限りハットは

・オープンクラウンと言う「型がついていない状態」で届く
・フェルトはとても柔らかく型崩れし易い
一時期はインディ仕様の形状に型をつけてくれたり、型崩れ防止の処理も行っていたのですが現在は要確認です。
そしてハーバートジョンソンのハットに関しては他のハットメーカーでも取り扱いがあり、インディ仕様に仕上げた状態で販売しているところもあります。

私が最初に購入したインディハットはオーストラリアのハットメーカー、アクーブラ/Akubraのアドベンチャラーと言うモデルで、かなりインディを意識して作られていたこのモデルは現在でも製作・販売されています。



このハットもラピッド・フェルトですがアクーブラのハットは通常、型崩れ防止処理が施されていてフェルトハットとしてはかなり硬いです。


フェルトもとても良質で水をじゃぶじゃぶ掛けても弾きます。私はオーストラリアでこのハットを購入したのですがお店のスタッフが実際に自分の目の前でハットに水を掛けたり蒸気で型を仕上げ直してくれたり、とても楽しい経験でした。
もともとがオーストラリアのカウボーイ用の老舗ハットメーカーなので軽い上に水も弾くし、とても丈夫。
オーストラリアで野宿旅行していた時も被っていました。



過酷な環境でも確り頭部を守ってくれるアクーブラのハットは自分の実体験もあり、今でも一番信用しているハットです。